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おでかけルンルン 友泉亭公園

2014-07-24 (Thu) 11:27
友泉亭公園

季節ごとに彩りを変化させる
日本庭園の美

季節ごとに彩りを変化させる
日本庭園の美

友泉亭公園は、 もともとは筑前黒田家の第六代藩主 継高公が、宝暦4年 (1754年)に黒田藩の別荘として造営し たものです。

明治維新後しばらくは、樋井川村の小学 校や役場として使用されていましたが、昭 和 56 年に福岡市が池泉廻遊式の歴史公園として整備し開園しました。樋井川沿いの約 3, 000坪の敷地にひろがる純日本式庭 園は、その池泉とともに見事なものです。

「友泉亭」とは、久世三位源通夏 卿が「世 に堪えぬ 暑さも知らず 湧き出づる 泉 を友とむすぶ庵は」と詠じた歌の意をとって 名付けられたものです。園内には、黒田藩の 勤倹尚武の家風を反映させた本館をはじめ、 「如水庵」と「章山庵」の二つの茶室、池の中 の二つの島を「鶴」と「亀」に見たてた蓬莱島 や名石「根府川石」の一枚岩、野点が催される 広場や藤棚などをゆっくり鑑賞できます。

また、江戸時代のものと推定される石灯 籠や石橋、石塔、鳥居なども幾つか現存して いて、時の流れを感じさせます。 

梅、藤、シャクナゲ、つつじ、花菖蒲など四 季折々の花々が彩りを添え、秋には100 本以上のモミジの紅葉、そして樹齢300年以上のキンモクセイの古木も見事です。 ここでは季節の移ろいを五感で感じながら 心も癒されます。

本館の建物は、昭和の初期に建てられた もので、回廊を持つ 17.5 畳のゆったりとした書院造りの大広間からは回遊する鯉の群れを 観賞できますし、美しい日本庭園を眺めな がら抹茶セット(300円)を楽しむこともできます。また本館内に は明治時代の外交官だっ た金子堅太郎や、元首相の広田弘毅筆の扁額が掛 けてあり、凛とした雰囲 気を醸し出しています。 清らかな滝を配した庭園内の池と季節の木々を眺めてい ると、街中の喧噪をすっかり忘れて しまいそうです。黒田のお殿様も、多分こうして四季のうつろいを楽し だことでしょう。

また、友泉亭公園では、お茶会や観月会など、 季節に応じた催しも行われていますので、参加 されてみるのも楽しいでしょう。

これからの新緑の季節、落ち着いた佇まいの 友泉亭公園で奥ゆき深い日本の美を感じてみ てはいかがでしょうか。



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