仕事をしていると、同僚や上司、あるいは部下などいろんな関係性の人とコミュニケーション取ることが多いと思いますが、なかなか話がうまく伝わっていないと感じることはありませんか。
もし、こういう悩みを抱えているのなら、この記事を読んでもらえると明日からのコミュニケーションに役に立つ内容になっていますので、最後まで読んでみてくださいね。
最近はテレワークになっていることも多いと思いますが、対面であれ、オンラインであれコミュニケーションは仕事する上で重要なことです。
私は、心理カウンセラーとしてもこのコツを抑えながら、仕事していますがしない時と比べると非常にコミュニケーションが取りやすくなったと感じております。
それでは、さっそくまいりましょう。
結論『なぜ』『何を』『どうやって』を共有する。
実はコミュニケーションエラーの多くは、この3つが共有されていないことで起きることが多くあります。
ちなみにこの順番も非常に大切ですので、これもあとから説明しますね。
この3つがお互いに理解していれば大きなコミュニケーションエラーは起きにくいのでぜひ意識してみてください。それでは、一つずつ解説していきますね。
『なぜ』は話の目的を共有することに繋がる。
仕事でのコミュニケーションの場合は、この『なぜするのか』という共有が非常に重要です。なぜならこの『なぜするのか』という目的を共有していないと、そもそもお互いに同じ土俵に立って話すことができないからです。
この目的は話が長くなるとよく変わってくることがあるので、よく話が分からなくなってきた時には、あなたからぜひ『そもそももなぜこの話しになったのでしたっけ?』あるいは『目的って何でしたかね。』と確認してみてください。
すると話が目的に一度戻るので、何について話しをしたらいいかお互いに整理することができて建設的な話しが出来るようになっていきます。
『何を』は目的が共有できているとスムーズ。
目的を共有することはとても大切であることは最初に話をしました。この目的が共有されていることが前提で次に議論となる『何をするか』です。
だいたいのコミュニケーションはこの『何を』から始まること多いと思いませんか。
『何をしようか。』『何ができるかな・できないかな』『何をしてほしいと思っているのだろう』このような感じで、最初に『何をする』をイメージすることが多いですよね。
しかし、これはあくまでも『なぜするのか』という目的をしっかり共有していることが前提です。目的にあった行動でなければ時間の無駄になりやすいですし、お互いにエネルギー使ってしまいますよね。
『どうやって』は具体的な方法を共有すること。
『なぜするのか』『何をするのか』が決まったら最後はこの『どうやってするのか』という具体的な方法についてです。どうやってするのかはノウハウの部分ですから、この部分がマニュアルになっていますよね。
『どりあえずやり方だけ考えよう』という人もいますが、ここでもしっかり目的を共有することが大事です。
目的を共有せずにやり方だけを学ぶと、なぜこのやり方なのかと疑問に浮かぶことがあってその人が自分のしやすいように変更してしまう可能性があるからです。
3つを共有していることの最大のメリット
『なぜ』『何を』『どうやって』するかをしっかり共有してると、コミュニケーションエラーが起きにくくなります。
これは『なぜするのか』の目的が共有できていると、話しあいで『何をする』『どうやってする』の部分を検討する際に、あなたの考えと全然違った方法だとしても目的を達成できることなら受け入れやすいということです。
『なぜするのか』という目的を共有していると、あとの2つはたくさんアイディアが浮かんでくると思います。自分にはない発想も出てきたりします。
何をするのか、どうやってするのかは目的が達成できるのなら極論何でもいいのです。もちろん最終的にはいろいろな調整は必要ですが。
自分にはない発想や思いつき、アイディアなども議論し吟味しいろいろと話しあえる場になります。
まとめ
仕事でコミュニケーションをとるときにうまくいかないと感じたときに具体的な方法について書いてきましたがいかがだったでしょうか。
確認ですが『なぜするのか』『何をするのか』『どうやってするのか』をまず確認してあと細かい部分も忘れずに話しあっていきましょう。
『どこで』『いつ』『だれが』という部分ですね。
これは5W1H思考になるのですが、心理カウンセラーとして人の相談を聞く時にもこの考え方は非常に役にやっています。
最初は難しいかもしれませんが、まずは意識するところから始めていきましょう。
コミュニケーションエラーを少なくして、コミュニケーションを楽しんでいきましょう。
それではまた。
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